Marcus Miller のイベントいらしてたんですね。
自分も Kirk Whalum が見たかった! 単独でもブルーノート埋められそうな気がし
ますが、Marcus と一緒となんて今回の来日は豪華な組み合わせでしたね〜。
Mario は Ciara とショーケースライヴをやることは知っていたのですが、土曜日に
スペイン坂に来るという情報は持っていなかったので見逃してしまいました。知ってい
たら絶対に行ったのですが… "Let Me Love You" は特大のヒットになっていますけど、
日本における知名度は本当に雲泥の差。
(でも個人的にはむしろ Ciara の方が握手したかったりして(笑))
Marcus のイベントでは多少メモも取りましたが、どちらかというとルーシー・ケン
トと彼のおしゃべりに聞き入っていたような気がしますので、自分じゃないと思います
けど。でも終了後帰ろうと振り向いたら、自分のすぐ後ろにすごくきりっとした素敵な
女性が立っていたので、とおりすがりさんはこのカタカナ、なんて思いました。
小さなおもちゃのピアノと一緒に閉じ込められた木枠から外に出ようとする Tori Amos。アートワークがアルバムのトーンを象徴しています。一聴しただけでは Kate Bush のフォロワーのような印象を受けるかもしれませんが、全く異なる性質の音楽というべきでしょう。美しすぎるピアノに導かれて聴き進めるにつれて、どんどん深みにはまっていきます。4曲目の "Precious Things" における過激な歌詞とほとんど暴力的といっていいアレンジなどはまさに鳥肌もの。自身のレイプ体験をアカペラで淡々と歌う "Me and A Gun" に至る頃にはもはや彼女から逃げられなくなっているはず。
それにしてもこの感情の起伏の大きさといったら。どうしようもなく陽気な歌から静かに沁みこむ弾き語りまで、宗教やジェンダーやセックスや親子関係など、ありとあらゆる題材で思いの丈をぶつけた Tori が後世に与えた影響は計り知れません。彼女がいなかったら Alanis Morissette も Avril Lavigne も出てこなかったのではないか。ちなみに、Tori のピアノを中心に、Nick DeCaro が美しすぎるストリングスをアレンジした "Winter" は僕のハンドル名の由来になっています。